アルゼンチンに入国する際に必要になる書類について+アルゼンチン滞在の感想

アルゼンチンに行ったので入国準備の知見を共有

2022年2月11日(JST)に出国.

必要書類

入国に必要になる書類は以下の5つ

すべての書類について,紙で用意してすぐに出せるように準備しておく.つまり,電子版で発行されたものは印刷して持っていく.ただ,バックアップとしてPDFを,紙で発行された書類はスキャンするしてスマホなりPCなりに保存して持っていくことをおすすめする.ほとんどの書類が電子版だとしてもA4サイズだし,スマホを人に渡して見せるのも怖いし紙が一番確実かつ安全.

解説

パスポート

言わずもがな.

新型コロナウイルス感染症 予防接種証明書

いわゆるワクチン接種証明書.自分の住民票がある地域の保健所で発行してくれる(各自要調査).発行に時間がかかる場合があるので渡航の可能性があるならすぐに申請すると吉.手数料は多少かかるかもしれないが持ってて損をすることもないと思うので.申請の際には海外渡航用と伝えて(もしくは選択して)英語で表記してもらう.

新型コロナウイルス感染症 陰性証明書

いわゆるPCR検査での陰性証明書.搭乗,入国,ラウンジの利用など様々な場面で必要になる(他の書類にも共通するが).ただ,ワクチン接種証明書と違って期限がある.感染状況や国,場所によって48時間以内だったり72時間以内だったり.期限の検証も最初のフライト時間を基準にしていたり,提出時点だったり.すべての場面,国,会社(航空会社)によって変わるので事前に入念に調べておくこと.

検査を受ける病院の条件は,

  1. 咽頭空(びいんとうくう)ぬぐい液(Nasopharyngeal Swab)での検査(唾液ではなく)
  2. 海外渡航用に英語表記での陰性証明書の発行
  3. 当日中の発行

を満たす病院を探す.当日中の発行というのは,前述の通り陰性証明書には期限が各場所で設定されているので,翌日発行などだとその分予定に余裕がなくなる.よって当日中の発行のほうが都合がいい.フライト日時が決定した時点で予約する.

DDJJ

アルゼンチンに入国する際に必要になる書類.申告書類.個人情報からフライト情報,滞在期間や宿泊場所など記入する.新型コロナウイルス感染症周りの情報も記入する.陰性証明書が発行された後にインターネット上で記入し,印刷して持っていく.

海外旅行保険

任意の海外旅行保険に契約する.コロナの感染に対応しているものに加入する.保険に加入しない,もしくはコロナ感染に対応していないなら上記のDDJJのそこに対応している項目の記入が変わる.これも保険証を印刷して持っていく.

 

雑談

自分は羽田空港から12時間のフライトでドイツのフランクフルト空港に行って,そこからまた12時間のフライトでエセイサ空港(ブエノスアイレス)に行った.乗り換えから入国までなんの問題もなく進んでしまったのでそこらへんの知見は共有できない.強いて言うなら各空港の地図には事前に目を通しておくことがアドバイスとなる.アルゼンチンは工業製品が弱く(要調査)輸入品に対して重税をかけているので,新品のものなどを荷物に持っていくと税関で見つかったときに取り上げられるらしい.

アルゼンチンのペソと聞けば思い当たるかもれないが,アルゼンチンは経済破綻しており,インフレが進んでいる.よってペソに対して信用がなく,人はペソを米ドルに変えて持つことでその価値を守っているらしい.ただ,国公認の両替所ではそこに重税がかかるので裏両替所を使用する.よって,もしスペイン語が話せて裏レートでの両替などに理解があるなら米ドルを持って行くのが良い.現地でペソに両替して使うと1ペソ=約1.1円が約0.6円程度になる.両替する場所にもよるがユーロも対応しているらしい.

アルゼンチンで一番の都会にいるとはいえ,本当に経済破綻しているのか疑いたくなるほど街も人も豊かである.国内で生産したものを,現地で両替して購入すれば驚くほど安くものが変える.食べ物に関しても,文句の付け所がないほどに安くかつ美味しい.今の所,出国してから機内食を除いてまずいものを食べた記憶がない.仕事も大学も今の所オンラインで完結できているし,時差の問題を解決できるならこっちに住むのも悪くないなと思えるほどいいところである.